ブックタイトル京都山科 非公開文化財等の特別公開
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京都山科 非公開文化財等の特別公開
3 基調は「はねず色(赤色)」、小野小町の生涯と逸話・神話世界、現在の随心院を多彩で描く。2009年京都の絵描きユニット・だるま商店制作。住所:山科区小野御霊町35Tel:075-571-0025拝観時間:9:00~17:00(受付終了16:30)拝観料500円ライトアップ:18:00~21:00(受付終了20:30)拝観料700円アクセス: 地下鉄東西線「小野駅」下車徒歩約6分暦2年(991年)創建,「絶世の美女」としてクレオパトラや楊貴妃と並び称される女流歌人・小野小町ゆかりの門跡寺院。詣でると恋愛成就などの願いが叶うといわれている。正四枚折屏風仁孝天皇から寄進された。本尊如意輪観音菩薩坐像 等 本堂には本尊「如意輪観音菩薩坐像(秘仏)」をはじめ,重要文化財「阿弥陀如来坐像」や「金剛薩?坐像」など,平安や鎌倉の時代から伝わる貴重な寺宝が鎮座している。(期間中すべて拝観可)平安の女流歌人・小野小町 仁明天皇と文徳天皇の後宮に仕えた平安時代前期の女流歌人。恋心のうつろいを表すものや叶わぬ恋を嘆くものなど,女性の立場から情熱的に詠んだ恋愛歌が特徴的で,その歌の数々は,「古今和歌集」や「後撰和歌集」などの勅撰集におさめられている。扇面蒔絵硯箱文化財孝明天皇から寄進された。文化財本菩薩化薩代て阿弥陀如来坐像( 重要文化財)金剛薩?坐像( 重要文化財)さった隨心院平安の女流歌人・小野小町ゆかりの門跡寺院ずいしんいん化粧井戸 極彩色梅匂小町絵図( 能の間) 小野小町が愛用したとされる井戸。朝と夕に顔を洗った(化粧をした)ことから,その水は「化粧水」と呼ばれるようになった。ライトアップ 境内の樹木が赤く染まる11月中旬からの夜間特別拝観では幻想的な風景を楽しめる。文塚 小野小町に寄せられた千通の手紙が埋まっていると伝わる塚。詣でると文章上達や恋愛成就などの願いが叶うと伝わる。 小野小町に言い寄る幾多の男性の中には,平安の貴公子深草少将もいた。小町は深草少将の想いを断るために,「100日間私の元へ通ってくれたなら,あなたの想いを受け入れましょう。」と伝える。深草少将は伏見の屋敷から小町を想い99日の間,毎晩通い続けた。当初は困惑していた小町も,明日には想いを受け入れようと考えていたところ,100日目の夜,深草少将は雪の降る道中で力尽きこの世を去ってしまう。COLUMN深草少将の百夜通い秋の特別公開秋の特別公開(唐桑縁硝子張)3