ブックタイトル京都山科 非公開文化財等の特別公開

概要

京都山科 非公開文化財等の特別公開

住所：山科区御陵大岩6Tel：075-593-9191拝観時間：9:00～16:30（受付終了16:00）御志納金：500円（経蔵拝観は別途500円）アクセス：地下鉄東西線「御陵駅」下車徒歩約15分長5年(1253年)日蓮大聖人が鎌倉松葉ヶ谷に構えた法華堂を始めとされている。弘長3年(1263年)に大光山本国土妙寺として創立された宗門史上最初の霊跡寺院。光厳天皇の勅命を受けた四世日静聖人により，貞和元年(1345年)に京都六条へ移遷，昭和46年(1971年)には山科へ移された。「東の祖山」久遠寺に対し，本圀寺は「西の祖山」と称される。建5大梵鐘　文禄2年(1593)、豊臣秀吉の姉・日秀尼の寄進によるもの。また日秀尼は、村雲御所瑞龍寺(近江八幡市、霊跡寺院)の開山法尼であり、当山の末寺である。開運門　戦国武将加藤清正が寄進した山門。清正は開運勝利の神「せいしょこさま」と信仰されており，お題目を唱えながらくぐると開運勝利をもたらすと伝わる。正嫡橋 朱塗りの橋　琵琶湖疏水（山科疏水）の散策道から疏水に架かる正嫡橋。「正嫡」とは、「正嫡付法」の意味であり、正統に法門を第一（嫡）に継承するということである。九頭龍銭洗弁財天　八大龍王の中で最も神通力の強い九頭龍銭洗弁財天から流れ出る御霊水で硬貨を洗い，浄財袋に入れておくと財運がつき願い事が成就するといわれている。本堂（大蓮明院）　本堂須弥壇の上段に一蓮華に坐した釈迦如来像（左）多宝如来像（右）御題目の宝塔(中央)がある。蓮華の両側に地涌の四菩薩、その下に本圀寺の歴代五祖が祀られている。(中央：日蓮大聖人)また、四天王が仏を守護する役割で四方に配置されている。堂内には、日本一長大な絵巻物“日蓮大聖人註画讃”がある。経蔵　寛正5年（1464年）将軍足利義政により寄進された。　経蔵（重要文化財）内部には一切経を納めた582の引き出しがある八角形の輪蔵があり，これを一回転することで，一切経すべてを読んだ功徳があるとされる。重要文化財本圀寺宗門最初の寺号の大本山ほんこくじ秋の特別公開5